フィリップス・ジャパン/アクセラレータプログラムの事前説明会と記者発表会を開催
フィリップス・ジャパンは、6月1日にヘルステック領域に特化したアクセラレータプログラム「Philips HealthWorks」の日本代表選考事前説明会および記者発表会を行った。
はじめに堤 浩幸同社社長が挨拶し、同プログラム開催の背景やヘルステックにAIを活用する取り組み「Adaptive intelligence」を解説。アクセラレータプログラム「Philips HealthWorks」は、 2017年から同社が開催、スタートアップ企業を対象として事業支援・事業化の加速を行う内容である。本年は「AI for Healthcare」をテーマに、AI技術を基盤としたヘルステックに携わるスタートアップ企業を募集するが、アジア・パシフィック地域で5社を選出する予定。選出企業は、フィリップスのイノベーションセンター(オランダとインド)において同社のビジネス・医療・ファイナンス領域リーダーとの交流やアイデアの実験・学習・テスト・検証の機会等の提供を受けることができる。
続いて、「なぜフィリップスがヘルステック、ヘルスケアAIに注力するのか-ヘルステックの現在と未来の姿」をテーマとしてトークセッションが行われた。モデレータは、選考を支援するQUANTUM CSO/QUANTUM GLOBAL CEOの井上裕太氏。フィリップス・ジャパン戦略企画・事業開発統括本部長の相澤 仁氏、ジャパンバイオデザインの前田祐二郎氏を加えた3人が、今ヘルステックが求められている理由や医療におけるAIの現況と展望、日本企業への期待を語った。
最後に、フィリップス・ジャパン戦略企画・事業開発統括本部の後藤大助氏がプログラム選考会実施概要の説明を行った。