ケアストリームヘルス
<テーマ:Unifying Patient-Centered Care.>
https://www.carestream.com/ja/jp/medical
オールインワンビューアで読影医の業務の効率化を図るシステムを紹介
ケアストリームヘルスは、オレンジを基調としたブースで、医用画像情報システム「Vue PACS Client」、放射線情報システム「CARESTREAM RIS-J」を中心に、VNA、クラウド、施設間連携など幅広いソリューションを3つのコーナーで展示。今年は、各製品のデモンストレーションに加え、ブース正面のステージで最新機能の利便性を音と映像を使いながら紹介し、多くの来場者が足を止めていた。
●医用画像情報システム「Vue PACS Client」
撮影画像の参照から3Dデータの表示・解析までを実現する読影対応のオールインワンビューアである医用画像情報システム「Vue PACS Client」をメインに展示。特に、「Vue PACS Client」の2つの新機能を中心に紹介。1つは、“ワークフローオーケストレーター”。読影検査リストを検査の優先度・緊急度・専門分野等に基づいてリストを表示させることが可能で、リストの上から順に処理をすれば、スムーズな読影ができる機能である。
もう1つは、“MRディフュージョン解析”。通常他のワークステーションで行う作業をPACSで行えるようにしたものである。その他、自動位置合わせや病変管理など多数の解析機能が備わっており、それぞれ活用したいときにすぐに画面上に表示作業ができるため、読影業務を効率化して読影医を力強くサポートする。臨床面では、PETとCT、PETとMRを重ね合わせて表示する機能や、CTパフュージョン解析、マンモグラフィでは、2画像や4画像を自由にレイアウトして自由に切り替えて表示することができ、トモシンセシス読影機能も搭載されている。
●放射線情報システム「CARESTREAM RIS-J」
放射線情報システム(診断RIS・治療RIS)「CARESTREAM RIS-J」は、医療安全や情報共有に配慮して多種多様な検索・統計機能を備えている。レイアウトを工夫した視認性の高いユーザインターフェースや、モダリティごとのチェック機能、およびさまざまな連携インターフェース等により、効率的な業務ワークフローを実現するシステムとなっている。
●VNA・クラウドサービス
さまざまな標準インターフェースを備えた画像サーバ「Vue Archive」は、DICOM画像だけでなくNon-DICOMのあらゆる診療データを統合管理することができ、PACSサーバとしてだけではなくVNAとしても運用可能。また、同社ソリューションは、クラウドを通じて運用することも可能。医用クラウドサービス「Vue Cloud Service」は、PACS画像のバックアップから関連施設との画像共有や読影の連携までユーザーの必要性応じた機能の提供を行っている。