バルコ
<テーマ:See know visible outcomes>
http://www.barcohealthcare.jp
“診断用画像表示”・“外科用画像表示”の2ソリューションで製品を展示
バルコは、診断用画像表示ソリューションと外科用画像表示ソリューションとに分け、来場者にそれぞれのソリューションで展示を行った。暗室内でのモニター展示や、手術室を再現した大型モニターの展示は例年の定番となっているが、今回も来場者の興味を引き付けるブース仕様となっていた。
●【新製品】「Dental 2MP Color」
歯科市場には、従来シリーズとは異なる新機軸の製品が必要と判断したことから開発された「Dental 2MP Color」は、画像観察を効率化するキャリブレーション推奨輝度320cd/㎡により、画像観察の効率化に寄与する。また、歯科画像表示に最適な画角を持ち、視野角変化に強いIPS方式の、アスペクト比16:9の23.6型ワイドフォーマットの液晶パネル採用。傷やほこり、水滴などから液晶パネルをカバーする特殊低反射コーティング保護ガラスを搭載。画像表示の安定化機能により、room class5および6に対応。さらに、ディスプレイ用のアームとの接続を考慮した軽量設計などの特長を持つ。歯科の診療現場の多くは、室内の照度が明るく血液や唾液などが飛沫する環境に対応するため、機能やデザインに多くの検討を加えた。
●4K対応55インチモニター「MDSC-8255」
外科用画像表示ソリューションでの「MDSC-8255」は、最適な可動域を示せるアームに取り付けて展示。非圧縮無遅延外科画像伝送ソリューション「Nexxis 4K」との組み合わせてデモが行われた。「ノイズレス、高品位画像、信号遅延なし」という臨床ニーズをクリアした同ソリューションは、外科用画像表示モニターで、4K解像度による高精度な画像を提供することができる。
●大型カラーモニター「Coronis Uniti」
12MPの大型カラーモニター「Coronis Uniti」は、人間が一度に視認可能な大きさを追求し、従来の液晶パネルの画角やサイズとは異なる33インチ、アスペクト比3:2の液晶パネルを新たに採用した。横寸法を短くすることで、左右の視線移動距離を抑え、長時間使用での疲労を低減するなど、快適な画像観察を可能にする機能を搭載した。
●高精度カラーモニター「Coronis Fusion 6MP LED」
「Coronis Fusion 6MP LED」は、フュージョンコンセプトによる30インチ6MPのカラーディスプレイ。バックライトを、LEDにすることで長寿命を保証。LEDバックライトによりグレースケール表示が増え、より診断確度の高くなる画像表示ができるようになっている。専用設計のIPS-ProLCDパネルによる6MPの高解像度に加え、720cd/㎡の高輝度で数多くの臨床診断を効率よく、快適に行える。
●高輝度カラーモニター「Nio Color 5.8MP」
「Nio Color5.8MP」は、2100×2800の解像度を持ち、「Coronis Uniti」で初めて採用された詳細に視認したい部分を拡大表示する「SpotView」機能を搭載した高画質化と画像観察効率化が行えるデジタルマンモグラフィ画像表示用モニターで、モノクロと同等の500cd/㎡表示をサポートすることができる。また、高度なバックライトコントロール技術により、キャリブレーション推奨輝度500cd/㎡を、5年間あるいは4万時間保証し、長時間の安定環境をサポートする。