日立製作所/X線骨密度測定装置の新製品を発売
日立製作所は、腰椎・大腿骨用のX線骨密度測定装置の新製品「ALPHYS LF(アルフィス エルエフ)」を発売する。
同製品は、従来製品と比較してアームの開口範囲が広くなったことにより、レントゲン検査を行うX線撮影装置と同じ部屋に設置しやすくなった。また、オプションとして体組成測定ソフトウェアを搭載し、大腿部の除脂肪量と脂肪量の測定を行うことができる。検診施設や整形外科をはじめ、骨粗しょう症が代謝疾患であることにより治療が増えている内科など幅広く使用することができるX線骨密度測定装置である。
<特長>
▽従来製品の「DCS‐900FX」と比べ、アームの開口範囲が広くなったため、レントゲン検査を行うX線撮影装置との干渉を避けやすくなり、同じ部屋に設置することが容易になり、X線撮影の前後に被検者を移動させることなく骨密度検査を行うことができる
▽体組成測定ソフトウェアを搭載し、骨密度測定から得られるデータを用いて大腿部の除脂肪量と脂肪量の測定を行うことができる(オプション)
▽オプションとして、カラーシートがピンクやブルーなど5色の中から選択(7月末発売予定)できるため、検査室内の色調を揃えることが可能で、被検者に優しい検査環境を提供する