GEヘルスケア・ジャパン/病院経営と部門運営を支援する新デジタルサービスを発表
GEヘルスケア・ジャパンは、8月10日に本社(東京・日野市)において、病院経営および部門運営を支援する分析・コンサルティングサービス「Applied Intelligence(アプライド インテリジェンス)医療データ分析サービス」の発売を発表した。
同サービスは、GEがグローバルで推進している産業用IoTプラットフォーム「PREDIX」をベースとし、日本のヘルスケア分野で展開している「Brilliant Hospital構想」の1つとして開発されたものである。
同社代表取締役兼CEOの多田荘一郎氏は、院内の“人とモノ”をネットワークでつなぎ、そこから収集したビッグデータを高度分析して医療現場において活用することにより、放射線科のみならず医療従事者や経営者に対して新たな知見を提供する「Brilliant Hospital構想」について解説し、「まず社内における工場の生産性向上を“Brilliant Factory”で自ら実証することで、この知見を生かした“Brilliant Hospital”を日本の医療機関に提案する」と戦略を語った。
次いで、同社製造本部 本部長 工場長の藤本康三郎氏が、同社における生産性向上の取り組みである“Brilliant Factory”について説明した後、同社ヘルスケア・デジタル事業本部長の松葉香子氏が、新サービスの概要を説明し、販売に先立ち行われたパイロット事業での事例を紹介しながら同サービスの有用性を語った。
記者発表会では、同社の日野工場の見学会も行われ、“Brilliant Factory”の具体的な取り組みについても紹介された。