保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)/第7期定時社員総会
保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)は、6月13日に経団連会館(東京・千代田区)で第7期定時社員総会を開催した。平成28年度の事業報告と収支決算、平成29年度の事業計画および収支予算書が満場一致で承認された。
平成29年度の事業計画では、JAHISとして中期計画2019の運営方針に基づき、①国民・ユーザに向けた2025ビジョンで描くヘルスケアICTの実現に向けた推進、②会員に向けた、工業会参画価値の追求、健全な市場の維持・発展、③永続的な運営基盤の確立、の3項目について活動を展開していくことが示され、満場一致で承認された。
その後、JAHIS新役員の選任が行われ、新たに副会長として園田勝一氏(NTTデータ)と鈴木 浩氏(日本電気)が、また新任の理事に大石憲司氏(EMシステムズ)と後藤禎一氏(富士フイルム)が就任した。
総会終了後には懇親会が行われ、冒頭、山本正已会長(富士通)が「現在、デジタルに関する言葉を聞かない日はない。JAHISにおいても、このデジタル化の流れを取り込み、日本の豊かな社会に貢献することは大きなテーマ。さまざまな法整備が進む中、JAHISにとって標準化を推進し、いろいろな仕組みを作るのが重要な任務である。JAHISは年々規模を大きくしており、会員および関係機関と緊密な連携をとって任務を遂行していきたい」と挨拶した。懇親会は、厚生労働省や経済産業省、総務省、内閣官房、MEDIS‐DCなど関係機関からの来賓を多数招いての盛大な会となった。