日本画像医療システム工業会(JIRA)/活動報告会・定時社員総会
創立50周年を迎えた日本画像医療システム工業会(JIRA)は、6月8日に2017年度定時社員総会と第6回活動報告会を、KKRホテル東京(千代田区)で開催した。
報告会は、小松研一会長の開会挨拶で始まり、次いで、各部会・委員会の担当者から「重点テーマ」と「トピックス」についてそれぞれ活動報告があった。
次に、定時社員総会を開催。木村専務理事より、2016年度の事業報告と2017年度の事業計画策定についての説明が行われた。事業報告では、薬機法改正1年半後の状況、診療報酬改定を巡る動き、JIS原案作成の推進、省庁との交流会や勉強会の開催、DITTAやRSNAなど国際会議への参加や海外展示会視察ツアーの実施、ITEMや核医学会併設展示会の運営、データブック・テクニカルレポート・各種刊行物の発刊、各種研修会・講習会の積極的な展開などについての説明が行われた。
決算報告・監査報告に続き、17年度の事業計画策定については、16年度と基本方針は大きく変わらずに引き継がれるとした。その上で、50年の節目を迎えるJIRAをアピールしていくことや、ホームページのリニューアル、会員社数の増加(4月4日現在185社)も受けて引き続いての健全運営を目指す方針などが発表された。
さらに、役員の一部変更があり、理事2名の退任と同じく2名が新任されたほか、伊藤邦昌氏(島津製作所)と後藤禎一氏(富士フイルム)が新副会長に就任した。
最後に表彰式が行われ、JIRAの活動に長年貢献した企業及び個人への表彰があり、小松会長から感謝状が1人ひとりに手渡された。
その後に開催された「創立50周年記念祝賀会」には多くの来賓が招かれ、50年の節目を盛大に祝うとともに、JIRA草創期からの会員企業の代表者が紹介され、小松会長より表彰状が渡された。