ザイオソフト/アミン
真の三次元医用画像認識技術「RealiZe」を実体験
http://www.zio.co.jp http://www.hi-amin.co.jp
ザイオソフト/アミンは、高級感がある落ち着いた雰囲気のブースに、同社の主力製品である3Dワークステーション「Ziostation2」を多数展示し、新技術の「RealiZe」を搭載したアプリケーションを中心に紹介した。また、近日中に発売される予定となっている「Ziostation2」最新バージョンの新たな解析プロトコルや、治療、術前プランニングに有効となる機能についても詳しく説明を行っていた。
●三次元医用画像認識技術「RealiZe」
最新バージョンの「Ziostation2」に新たに搭載された三次元医用画像認識技術「RealiZe」は、「PhyZiodynamics」から派生したアルゴリズムをもとにして、これまで培った画像処理技術を発展させた技術。従来は、組織を分離したり、つなげたりといった処理をCT値等の画素値の連続性で形状を判別し行っていたが、「RealiZe」はさまざまな部位の解剖学的情報を備えた①解剖学的認識アルゴリズムと②連続性アルゴリズムにより、血管、骨、臓器を正確に抽出する精度を高めた技術である。これにより、各器官の位置や形状の認識だけでなく、接触する異なる器官の分別なども容易に実現することができる。例えば、1度のCT非造影撮影のみで肺の動脈と静脈の分離ができ、被ばく量を低減することが可能になる。
●3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation2」
「Ziostation2」は、CTやMRIなどのモダリティから得たボリュームデータを画像処理し、3次元表示や定量解析を行うことで診断をサポートする医用画像処理ワークステーション。今回は、近く発売予定の「Ziostation2」最新バージョンに搭載されたアプリケーション「CT肺野・気管支測定」「CT気管支ナビゲーション」「CT肺切除解析」「IGRTプランニング」「CT心筋ECV解析」などを、分かりやすくかつ詳しく、画像を表示しながら説明した。