バリアン メディカル システムズ

バリアン メディカル システムズ

LINKING MINDS ~Collaborate,Innovate,Advocate~
http://www.varian.com
 代表取締役のミッチェル・シロン氏は、展示テーマについて「collaborateは、チーム医療=病院の中での共同体制の支援、Innovateは、新しいソフトウェアの提供=当社の装置・システムの更なる進化を示す。特にソフト開発およびITの強化を今後の戦略の柱の1つに据えている」と説明。また、「当社のソリューションは患者の的確な治療選択肢とQOL維持を最も重視しており、医療機関が効率的かつ安全な治療によりそれらを実践するために、装置・ソフト・サービスの全体最適を常に考えている」と語り、今回はそれらを示唆するブース構成であるという。
●放射線治療情報システム「ARIA」
 放射線腫瘍学、臨床腫瘍学、外科腫瘍学の各情報を、電子カルテ内に統合する統合型の情報・画像管理ソリューション。「ARIA」の活用により、患者の初期診断から治療後のフォローアップに至るまでの診療経緯全体の管理が可能となる。今回は日本専用モデルとして、日本にプロジェクトマネジャーを置き、日本で開発されたニューバージョンを初展示。ブースでは、システムの診断から治療後のデータ解析に至るまでの製品デモが行われていた。
ARIAウェブ用
●放射線治療計画システム「Eclipse」
 光子、陽子、電子の外部照射治療、低線量率小線源治療、コバルトなどの放射線治療技術に対応した統合型の治療計画システム。システムのキーワードは『Knowledge‐Guided Oncology』であり、「医師の知識や経験だけで計画を作ると成果に多少バラつきが出るため、データを使って標準化し、高品質な計画立案を可能とするシステム」(ミッチェル氏)。なお、今回のブースには「バージョン13.7」と呼ばれる最新仕様を展示していた。
Eclipseウェブ用
●知識ベース計画計画作成ソフトウェア「RapidPlan」
 AIを活用して治療計画の品質向上と標準化を支援するオプションソフト。「RapidPlan」を選ぶと、治療計画のスピードアップや、計画モデル作成を補助する解析ツール活用による運用までの時間短縮等の効果が期待できる。今回のブースでは、展示の中心となる医療用リニアック「TrueBeam」を紹介するコーナーにおいて、同ソフトの臨床活用事例等を映像で放映。ミッチェル氏は、「Innovate=新しいソフトウェアの提供という当社の事業方針を、来場者へのアピールすることがその目的」と語った。
Rapid-planウェブ用


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