フォトロン M&E ソリューションズ
完全自社開発から生み出す新たなステージへ
http://www.kada.org
4月に新社名となったフォトロン M&E ソリューションズは、循環器部門向けDICOMソリューション「Kada‐Solution」を展示。ブースの入り口には「進化し続けるKada‐Solution」と大きく表示し、マルチモダリティDICOMビューワ「Kada‐View」、高速DICOM動画サーバ「Kada‐Serve」、循環器向けレポーティングシステム「Kada‐Report」、透視像録画配信システム「Kada‐Rec」、TAVI支援のための術前シミュレーションソフト「3mensio Structural Heart」等、同社の主力製品を総合的に紹介した。
●循環器部門向けDICOMソリューション「Kada‐Solution」
DICOMデータの高速表示(DICOMビューワ)、管理、記録、配信(DICOM動画サーバ)、画像参照からレポート入力・データ保存(レポーティングシステム)、電子カルテやPACSとの運用連携までを実現。最新の動画処理技術による医用画像の動画ネットワークシステムを構築し、循環器部門におけるトータルソリューションを提供している。
●マルチモダリティ対応DICOMビューワ「Kada‐View」
カスタマイズ性が向上し、画面に約300種のGUIコンポーネントを自在に配置することができる。SurfaceやMacに対応し、タッチスクリーンでの操作も可能になった。柔軟性の高いファイル変換機能により、学会向けのプレゼンテーション用データ作成のバックアップを行うことができる。
●循環器領域向けレポーティングシステム「Kada‐Report」
院内オーダー情報と連携した予約表の作成機能を実装した。血管造影検査用・治療用のカテフォームのほか、生理検査用のエコーフォームも新たに用意された。J‐PCI(NCD)やSYNTAX SCORE&Euro SCORE算出機能などを搭載。被ばく管理レポートが作成可能になった(オプション)。
●透視像録画/配信システム「Kada‐Rec」
映像信号を最大4系統同時に取り込み、MPEG4(H.264)形式のファイルを生成する。DICOM MVMや手入力による検査情報の付加により、映像の管理・検索性が向上。アンギオ装置のX線曝射と連動して収録が可能である。学会発表、教育用ビデオ作成、治療経過の記録など映像閲覧・編集作業に活用できる。