NEC/京都岡本記念病院の院内ネットワークをSDNで構築
SCSKと日本電気(NEC)は、新築移転した京都岡本記念病院の建設に合わせて、SDN(Software-Defined Networking)を活用した院内ネットワークを構築した。
同ネットワークは、院内に設置されたエコーなどの医療機器を含む電子カルテ系システムや、インターネット接続用PCなどの情報系システムを統合。
旧病院の従来型のネットワークと違い、ネットワークの追加や設定変更をSDNコントローラから一括して容易に行えるため、新病院の建設途中や建設後、診療科の追加やレイアウト変更に伴い発生したネットワークの変更要請に迅速に対応。
また、有線LAN・無線LAN接続の認証に関して、SCSKの認証アプライアンスサーバー「RADIUS GUARD(ラディウス ガード)」を活用し、医療機器などの場所を移動させてのネットワーク接続・利用が可能となったことにより、固定の場所以外でも医療機器を利用できるなど医師・スタッフ・患者の満足度や運用性の向上に貢献するものである。