BARCO /プリメディアカンファレンス 32MPディスプレイ他、新製品がITEMに登場(25.4.21)
BARCO(バルコ)は、3月17日、東京本社(東京・大田区)でITEM2025に先駆け、同イベントに展示する新製品の発表会を開催した。
冒頭、加藤浩典社長が、「昨年90周年を迎え、映画用プロジェクターでは世界の6割、ワイヤレス会議システムでもトップシェアを誇る。ヘルスケア分野でも80万台以上の医用ディスプレイが使われ、定評を得ている」と述べ、また、「ミッションクリティカルが高い医療現場で、いかに映像ソリューションを展開し、スクリーンマネージメントを行えるかが現在の課題だ」と説いた。
続いて、メディカルイメージングビジネスデベロップメントマネージャーの阪倉真人氏が、新製品の世界初32MPディスプレイ「Coronis OneLook」を紹介。「業界水準を大幅に超える1200cd/m2の輝度と1300:1の高コントラスト比を有し、オプティカルグラスの採用で鮮明度の高さはマンモグラフィに最適だ。33インチ大画面に複数画像を集約でき、このFusion形式は生産性向上に寄与する」と解説。
次いで、サージカル&モダリティ事業部長 今井勝正氏が、映像配信管理システム「Nexxis」の最新状況を説明。「これまで手術室だけでなく操作室のワークフロー改善も目指してきたが、本年『Nexxis 2.0』をリリースした。画面ノイズや遅延がなく、新旧の映像信号に対応し、最大の特徴はオプティカルファイバーケーブルによるワイヤレス化だ」と説明。加えて、その他、新世代IVR用55インチディスプレイ、Nexxis WorkSpotを使った院内共有ワークフロー、最新コックピットタイプの49インチウルトラワイドディスプレイを展示するとした。