アライドテレシスとNTT Com/産業分野におけるセキュリティビジネスの協業開始(24.10.25)
アライドテレシス(本社:東京都品川区)とNTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、以下 NTT Com)は、製造や医療など産業分野におけるセキュリティビジネスにおいて協業(以下 本協業)し、双方の事業強化を図り、産業サイバーセキュリティ対策の普及をめざす。
製造業、医療分野では、年々増加するサイバー攻撃によって安定した生産活動や医療サービスの提供が脅かされる状況となっている。アライドテレシスはこれまで社会インフラや医療・文教・自治体・製造を初めとする様々な分野のITインフラにおいて、ネットワーク製品やセキュリティなどのソリューションを提供している。一方、NTT Comでは、多様化する工場・重要インフラ等の制御システムのセキュリティ脅威に対して、ネットワークの可視化と脅威・脆弱性検知を実施できる「WideAngle OsecT」を提供している。
今回、通信をはじめとする重要インフラの運用技術を活かした「WideAngle OsecT」を開発・提供するNTT Comが、 国内外に販売網を保有するアライドテレシスと協業する。
本協業により、両者の製品を連携させ、産業分野の利用者が安心して制御システム環境を稼働できる産業サイバーセキュリティ対策機能の開発・提供を行います。「WideAngle OsecT」の再販やアライドテレシス製品と「OsecT」の機能連携を行い、社会インフラや医療分野、中堅中小の製造業、日系製造業の海外拠点工場などにセキュリティソリューションの普及展開をめざす。
(1) アライドテレシスの役割
ネットワーク機器・製品の販売、海外拠点を有する企業への普及展開など
(2) NTT Comの役割
アライドテレシス製品との連携機能の開発・課題の抽出・改善など
医療分野: 「AMF PLUS」が検出するIT機器と「OsecT」が検出する医療機器を可視化。「AMF PLUS」と「OsecT」の可視化・管理機能との連携による統合管理を実現。
※「AMF PLUS」とは、ネットワーク管理を自律最適化し安定した通信環境を実現するITインフラ運用管理ソリューション。
※「OsecT(オーセクト)」とは、工場やビル、重要インフラなど広く産業分野で使われている制御システムのセキュリティリスクを可視化・検知する技術や機能の総称。
問い合わせ=
アライドテレシス マーケティングコミュニケーション部
pr_mktg@allied-telesis.co.jp