GE ヘルスケア/函館中央病院で稼働を開始した北海道初のコマンドセンターの成果を確認(24.10.1)

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GE ヘルスケア・ジャパン(本社:東京都日野市、以下 GE ヘルスケア)は、社会福祉法人 函館厚生院 函館中央病院(北海道函館市、以下 函館中央病院)と 2023 年 11 月に、北海道で初となる、GE ヘルスケアが提供するコマンドセンターに関する契約を締結した。2024 年 6 月より函館中央病院にてコマンドセンターの稼働が開始され、同年 7 月には目標を上回る成果を確認した。

函館中央病院は、少子高齢化と人口減少が進む北海道・南渡島医療圏において、救急医療を含む急性期医療と小児・周産期医療において重要な役割を担う地域基幹病院である。しかしながら、病床利用率が 80%台に留まる状況が続いており、緊急入院の受け入れ時には病棟やベッドの割り当てに時間がかかるなど、迅速な対応が求められる患者ケアの質の確保においても課題を抱えていた。これらの課題解決策として検討されたのが、病床キャパシティの最適化を支援する医療 DX ソリューションであり、函館中央病院は GE ヘルスケアが提供するコマンドセンターの導入を決定した。

コマンドセンターは、米国 GE ヘルスケア本社と米国ジョンズホプキンス大学病院が共同開発したもので、その効果が実証されたことにより、世界各国で展開が進んでいる。日本国内でも 2021 年に初導入され、導入された複数の施設において病床利用率や稼働率の向上が確認されている。GE ヘルスケアと函館中央病院は、約半年にわたる導入プロジェクトを経て、2024 年 6 月下旬よりコマンドセンターの本格稼働を開始した。

約半年にわたる導入プロジェクト期間中、GE ヘルスケアが提供するコンサルテーションサービスの一環として行ったプロセス分析やプロセス改善の取り組みにより、組織全体にプロセス改善文化が浸透した。こうした稼働前からの両者による取り組みが奏功し、稼働開始直後からコマンドセンターが全面的に活用され始めたことで、稼働前の 2024 年 5 月および 6 月の病床利用率は 80%台に留まっていましたが、コマンドセンターの本格稼働後、7月の病床利用率は目標の 90%台を達成し、早くもコマンドセンターの導入による成果が表れ始めている。今後、GE ヘルスケアと函館中央病院は、コマンドセンターの適用範囲を拡大し、より円滑な入退院調整や病棟ごとの業務負担の平準化など、さらなる課題解決に取り組んでいく予定である。

 

問い合わせ=

■GE ヘルスケア・ジャパン コーポレート コミュニケーション

TEL: 0120-202-021

■ 函館厚生院 函館中央病院 ベッドコントロールセンター

TEL: 0138-52-1231(代表)


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