PSP/最新のPHRソリューションをはじめ、クラウド上に展開するサービスを出展
PSPは、同社の主力製品であるクラウドPACS「NOBORI」を出展。大学病院から地域のクリニックまで全国1,200以上の施設に導入されており、クラウド型PACSを導入することによるサーバの設置場所を削減や、院内でのサーバ管理業務軽減、BCP(事業継続計画)対策にも大きく貢献できる点をアピールした。
また、PSPではエムスリーAI社との協業によるクラウド上のAIによる画像解析ソフトを出展。同ソフトウェアは、PACSからクラウド上に送られた画像をAIが解析してその結果をPACS側に戻すもので、医療AIプラットフォーム事業として展開しているもので、今年4月からはキャノンメディカルシステムズと業務提携を結び、販売活動を強化している。さらには遠隔読影診断支援サービス「医知悟LLC」を展示。セキュリティの高さや、一般の読影環境と同等のレスポンス性の高さをアピール。
これら、複数のクラウド上で展開している様々なサービスの展示を行った。
●医療情報管理・健診アプリ
PSPでは、新しいクラウドサービスとして患者向けサービス(PHR)もリリースしており、展示では同サービスを積極的にアピールした。同サービスでは、自分の健康を自分で管理するというコンセプトの元、患者自身がスマホアプリから、提携医療機関より提供された医療情報を参照することができるサービスである。患者自身のもつスマホで、いつでもどこでも医療情報を閲覧でき、気軽に自分や家族の健康状態をチェックすることが可能となる。健診のWeb予約や、通院履歴の確認や健診結果の公開等、施設の要望に合わせた構成での提供が可能となっている。他にも、医療費後払いサービスなど、クラウドを利用した多くのサービスを実装できる点が魅力となっている。
医療情報管理・健診アプリの画面画面