パシフィックメディカル/病院向け電子カルテ&地域包括ソリューションの機能性を紹介

パシフィックメディカル/病院向け電子カルテ&地域包括ソリューションの機能性を紹介

パシフィックメディカルは、昨年に引き続いて中小規模病院向け電子カルテ「MALL」及び地域包括ソリューション「MINET」を出展した。
電子カルテ「MALL」は、医師、看護師などユーザーの好みに応じたレイアウトを簡単に設定することができる他、医療機関の意見をもとにした年2回のバージョンアップによって、新機能を追加。各種機能は自由に取捨選択することができ、院内の事情に合わせた仕様での導入が実現できるなど、高い柔軟性・拡張性・適用性を有している。また、自社部門システムが電子カルテと一体となることで、UIの統一性とデータの高い連動性を実現。加えて、約150社におよぶ他社システムとの連携実績を有しており、既存のシステムの活用も可能な、自社部門システムと他社システム間の高い連動性を持っている。さらに、他社電子カルテと比べ、病床数に合わせた価格設定など、ユーザーにとってより低コストでの電子カルテ導入・運用が実現できる高いコストパフォーマンス性も高く評価されている。電子カルテ「MALL」は、主に200床未満の病院様・有床診療所を対象としており、約20年の運用で99%の利用継続率をアピールしていた。
今回のブースでは、両システムの頭文字「M」を象った形状とし、実機に触れたいという参加者の要望を受け、展示端末の台数を増やすなどの工夫を行っており、多くの来場者が同ブースを訪れていた。

●地域包括ソリューション「MINET」
パシフィックメディカルが注力して出展していたのが、地域包括ソリューション「MINET」である。「MINET」は、は複数医療施設のSOAP・処方・検査結果・DICOM画像等の診療に関わる情報や、複数介護施設が提供する連絡票等の患者の状況に関わる情報を、場所・時間を問わず共有して一覧化することができる。その結果、病院・診療所等の医療施設、訪問介護事業所等の介護施設やケアマネージャー等の介護サービス、薬局は、業務効率化とサービスの質向上を達成が期待できる。
「MINET」の展示では、電子カルテ「MALL」の特徴を継承した高い機能性と、高知県のEHR「はたまるネット」や、小誌が2024年7月号のカバーストリーで取り上げた仙台市医師会立市民病院の事例をアピールしていた。


地域包括ソリューション「MINET」の画面


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