島津製作所/高度専門人財を認定するオープンバッジを導入 社員の専門性獲得を支援(24.7.12)
島津製作所は、7月から同社の成長に必要となる高度な国家資格や社内資格を認定するデジタル証明書「オープンバッジ」を導入する。保有する資格・スキルの可視化によって、社員の学習意欲の向上とキャリア形成を支援する。
オープンバッジとは、知識・スキルのデジタル証明である。ブロックチェーン技術により偽造・改ざんが難しいため、信頼性の高い証明書として世界各国の大学や資格認定団体、企業などが導入している。バッジ保有者が開設した「オープンバッジウォレット」で一元管理し、メールの署名などを通じて、保有する資格やスキルを社内外に公開することができる。
同社では、中期経営計画で掲げる「高度専門人財」に該当する博士号取得者、技術系(技術士・弁理士・電気主任技術者など)・事務系(弁護士・公認会計士・MBAなど)資格の取得者にバッジを発行する。研修の受講によりDX人財として社内認定された人財も対象としている。
同社は、事業戦略・経営基盤の強化に必要な人財を定義し、その育成に取り組んでいる。オープンバッジ認定や博士号取得を支援する「REACHプロジェクト」などを通じて、社員一人ひとりの専門性獲得やキャリア形成を支援する環境を提供していく。
問い合わせ=
島津製作所 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
TEL:075-823-1110