アライドテレシスとBBバックボーン/利便性と安全性の高い医療機関向け統合ネットワークの実現に向けて協業~高品質な音声通話の提供を強化(24.7.8)
アライドテレシス(本社 東京都品川区)とビー・ビー・バックボーン(本社 東京都港区、以下「BBバックボーン」)は、医療における利便性と安全性の高い統合ネットワークと音声通話を強化したネットワークの提供を目指し、協業を開始した。医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向けて、データ通信にアライドテレシスの高速・大容量を実現するWi-Fiと、音声通話にBBバックボーンのsXGPを利用する共有型の新たなソリューションの提案となる。
■ソリューションについて
Wi-Fiは、大容量データ通信が可能である一方、音声品質を維持するために高密度での無線LANアクセスポイントの配置が求められ、広い敷地を持つ大規模な医療機関では、数多くのアクセスポイントの導入が必要という課題があった。そこで、電波の届く範囲が広く、機器の設置台数を抑えながらクリアな音声通話環境を実現するsXGPとWi-Fiとの共有型ソリューションを新たに提供する。アライドテレシスが提供する高速・大容量データ通信が可能な院内Wi-Fiは、電子カルテシステムや医療機器の接続、患者用Wi-Fiなどのさまざまな用途に利用することができる。BBバックボーンが提供するsXGPは、「VoLTEナースコール」アプリを使うことで、スマートフォンとナースコールを連携させ、標準電話機能でナースコールを受信することが可能である。また、医療機器や既存Wi-Fiとの干渉が少なく、歩きながらの通話も途切れづらいため、安定した通信を実現できる。この共有型ソリューションの実現により、ワイヤレス環境のさらなる利便性の向上を図る。
さらに、アライドテレシスの機器でネットワークを構築することで、統合管理ソリューション「Vista Managerシリーズ」「AMF Plus」を利用して他社の機器も含めたネットワーク全体の可視化と管理、セキュリティの強化も可能。Vista Managerシリーズのネットワークマップ上でsXGPアクセスポイント(基地局)とデバイスを可視化し、AMF Plusの機能で各機器へのアクセス制御を行うことで、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインにも対応したネットワークを提案することができる。
問い合わせ=
●アライドテレシス マーケティングコミュニケーション部
TEL:03-5437-6042
●ビー・ビー・バックボーン