インフォコム/Information SystemからIntelligence Systemへ

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●検像システム「iRad-QA」
検像システム「iRad-QA」はAIを用いた画像処理機能を、標準機能として新たに搭載する。デモ画面は肺の画像だが、画像が届くとAI処理により鎖骨や肋骨の陰影を除去した画像を自動で生成。骨に重なることで見落としがちな疾患の像を、見逃してしまうリスクを軽減できる。なおAI作動時間は10秒ほどで、画像処理完了は約30秒とのこと。今年7月から標準機能として提供されるため、新たにソフトウェアやハードウェアを導入せずともAI画像処理機能を使える点も、特筆すべきことと言えるだろう。

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検像システム「iRad-QA」

●放射線レポーティングシステム「iRad-RW」
放射線読影業務の効率化を助ける「iRad-RW」は、AIによるデータ活用の新機能を搭載。シーメンスヘルスケア社の、AIを搭載したクラウドベースの拡張型ワークフローソリューション「AI-Rad Companion Chest CT」から出力されたDICOMのSR形式のデータを読み取ることで、自動処理で病変サイズリストを作成したり、自然言語で所見文章を生成することを可能にしている。数字の間違いなどの転記ミスの発生を防ぐとともに、医療従事者の省力化を進める効果が大いに期待される。


放射線レポーティングシステム「iRad-RW」


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