シーメンスヘルスケア/新社長が診療所へのアピール含め中長期戦略を説明(24.4.22)
シーメンスヘルスケアは、4月4日、本社のあるゲートシティ大崎ウェストタワー(東京・品川区)において「Siemens Healthineers事業戦略会」を開催した。
はじめに、4月1日付でSiemens Healthineers Varianのアジア・パシフィック・ジャパン リージョン代表に就任した森 秀顕氏が、「シーメンスヘルスケアの社長ならびにSiemens Healthineers日本代表は、私から櫻井悟郎が引き継ぎ、日本国内における事業を統括してもらう。欧州ビジネス協会の理事及び医療機器・IVD委員会 委員長は引き続き担当する」と挨拶。
次いで新しく代表取締役社長に就任した櫻井悟郎氏が挨拶し、「8年間、代表取締役社長を務めた森の後任となる私はシーメンスヘルスケアでの在職期間は2年半であり外部から来た人間だが、これまで外部で培ってきた経験や知識を生かしながら、新しいマネジメントチームと共に会社を成長させていきたい」と抱負を語った。
続けて櫻井氏は「中長期戦略の説明と2年間の振り返り」と題して同社の事業戦略を説明。同氏は、現在を2025年に向けた「New Ambitionフェーズ」と捉え「新たな成長戦略の実行と企業カルチャーの強化により、さらなる成長を加速させていく」とし、また、「病院の再編成が進む中、開業される医師の方々が増えており、そこに我々のポートフォリオを伝えたい」とも語り、診療所への積極的な販売姿勢をアピールした。
加えて、同氏は、兼務するダイアグノスティックイメージング事業本部 本部長の立場からダイアグノスティックイメージング事業の概要と2023年から2024年にかけて上市した新製品を中心に紹介。
その後、ダイアグノスティック事業、アドバンストセラピー事業、バリアン メディカル システムズの各事業における事業戦略を各担当者が説明した。