GEヘルスケア・ジャパン/ポケットエコーの使用実態を基に医療の課題解決への貢献について調査を実施(2023.12.13)
医療の課題解決に貢献するGEヘルスケア・ジャパン(本社:東京都日野市 以下 GEヘルスケア)は、医療施設はもちろん在宅や災害地の医療現場で年々利用が増えるポケットエコーの活用実態や医療の課題解決への貢献について理解を深めることを目的とし、11月13日から2週間にかけてGEヘルスケア プライマリケアに登録している医師を対象に調査を行った。 この中でポケットエコーを利用している医師(184名)の回答を分析した結果、約95%のポケットエコー所有医師がポケットエコーの有用性を日々実感し、さらに約半数が診察時間の短縮や再入院防止、病巣の早期発見・迅速な治療計画策定につながっていると回答するなど、臨床現場における医療の効率化に加え、医療経済への貢献を示唆する結果が得られた。
世界に先駆けて超高齢化および労働人口の減少が進む日本では、医療ニーズの急増に対応できる医療提供体制の整備が喫緊の課題としてある。このような中で、GEヘルスケアが世界規模で開発をリードしてきたポケットエコーは、“正確”なことに加え、“迅速”な診断のサポートを追求し、今後はさらに医療の効率化をはじめ、通院回数の削減、再入院の防止など、社会保障費の負担軽減にも貢献することが期待されている。そこで今回、GEヘルスケアでは、ポケットエコーが果たす医療の効率化および質向上、そして医療経済への貢献について明らかにすべく、「ポケットエコー利用実態調査」を実施することとなった。
全体として、ポケットエコーを所有している約95%の医師がポケットエコー利用による有用性を感じていると回答している。具体的には、44.6%が施設全体の診察時間短縮に貢献し、41.9%が個々の患者の診察の時間短縮に貢献したと回答しており、人手不足が慢性化する医療現場の効率化に貢献し、また患者への負担軽減につながっていることが示唆される。
また、再入院を防いだ件数としてポケットエコーを所有している37.5%の医師が平均で年間約5.4件の再入院防止数と回答、さらにはポケットエコーを所有する約84%の在宅診療医師がポケットエコーによって早期発見に繋がり、迅速かつ的確な治療計画を立てることができたことの効果が見られ、これにより早めの対応や、不必要な投薬・救急搬送を減らす可能性があるという声も繰り返されている。このことから、医師や患者の負担低減に加え、医療負担の低減にも貢献している旨が示唆されたと言える。
問い合わせ=GEヘルスケア・ジャパン コーポレート コミュニケーション
TEL:0120-202-021