GEヘルスケア・ジャパン/DXと「ひと」にフォーカスし、日本医療の未来を語る
GEヘルスケア・ジャパンは10月21日、大手町プレイスカンファレンスセンター(東京・千代田区)で「GE Healthcare Japan Edison Seminar 2023」を開催した。「『ひと』が創るヘルスケアの未来」をテーマに、医療業界及び業界外のDX有識者が参集し、講演とディスカッションが行われた。
第1部「2040年を見据えた医療課題と取り組み」では、パネリストに相澤孝夫氏(慈泉会理事長/相澤病院最高経営責任者/日本病院会会長)と佐藤慶一氏(セールスフォース・ジャパン執行役員)を迎えて、パネルディスカッション「医療業界の変化と課題を病院・医療産業の双方の視点から深堀りする」を実施。次に若林正基氏(GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長 兼 CEO)が、同社の歴史と現在、医療DXや人財育成の取り組みについて講演した。
第2部「医療の未来に切り込むイノベーション」では、小川晋平氏(AMI代表取締役CEO)を座長に迎え、大山訓弘氏(日本マイクロソフト業務執行役員)が講演。ChatGPTなどの最先端AI技術と、その技術がどのように医療に役立つかについて説明した。その後、ディスカッサーとして若林氏が加わり、会場からの質疑応答に応えながらのディスカッションが行われた。
第3部「未来を創る本物の“ひと”」では、中畑英信氏(日立製作所 代表執行役 執行役専務CHRO 兼 人財統括本部長 兼 コーポレートコミュニケーション責任者)を演者に迎え、2009年の経営危機を脱却し、過去最高の収益を挙げるに至った同社の経営戦略と人財戦略について講演を行った。