ファインデックス/診療情報転送システム「PiCls Referral」および初診インターネット予約サービス「PiCls 予約アシスタント」の提供を開始
ファインデックスは、診療情報転送システム「PiCls Referral」、および初診インターネット予約サービス「PiCls 予約アシスタント」を自社開発し、9月1日より提供を開始した。
「PiCls Referral」は、医療機関間の連携において、診療情報の転送をネットワークを介して行うサービスである。今日の中核医療機関における医療連携においては、紹介を経て受け入れる予定の患者に関する情報を事前に把握することが、非常に重要視されている。これまでは紙の紹介状に加え、検査結果等をFAXで事前に送信する流れが主流であったため、同社はこのニーズに応える「FAXde地域連携」の販売を2020年6月に開始し、医療機関の情報連携が円滑になる仕組みを支えてきた。その一方で、情報通信技術の発展とともに、より良い医療の提供のために精緻な情報連携の必要性が高まってきたことから、従来のFAX運用のみでなく、質の高い医療情報を、ネットワークを介してリアルタイムで共有するシステムの構築を検討するに至った。
このサービスは、安全なネットワーク環境の下で、相互の信頼関係を前提に、連携医療機関の間で診療情報の転送を行うものである。紹介患者の医療データを受け取った医療機関は、同社製品「Remotalk-Cloud」(院内情報共有サービス)を通じて診療を担当する医師グループへ即座に情報を共有し、診療の可否判断や予約の取得といった多岐にわたる院内業務に結び付けることができる。また、患者の受け入れが決まり予約手続きが完了した際は、それらの情報を依頼元医療機関へネットワークを介して返信することで、患者本人とのスムーズな情報共有が実現する。
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