富士フイルム/メディカルシステム事業のさらなる体制強化に向けて国内グループ会社を再編
富士フイルム(本社:東京都港区)は、メディカルシステム事業のさらなる体制強化に向けて、国内グループ会社を再編する。今回の再編は、メディカルシステム事業に関わる国内グループ会社を機能軸で再編成し、事業戦略立案や研究開発、販売・保守サービスの各機能をさらに強化するものである。なお、再編完了時期は2024年夏を予定している。
同社は、中期経営計画「VISION2023」の下、重点事業分野の一つであるヘルスケアの成長戦略を進めている。ヘルスケアの成長を牽引するメディカルシステム事業では、医療ITソリューションを事業の中核に据え、世界でトップシェアを誇る医用画像情報システム「SYNAPSE」を基盤に、X線画像診断装置や内視鏡など各製品群を連携させることで、質の高い診断ソリューションをグローバルに提供している。2021年3月には、株式会社日立製作所の画像診断関連事業を買収し、同社の100%子会社として富士フイルムヘルスケアを発足。富士フイルムグループが有する技術・製品などを生かして、医療現場のニーズにこたえるワンストップソリューションを展開している。また2021年10月には、国内生産会社2社を統合して医療機器の生産機能を集約。生産のリードタイム短縮とコストダウンを図るなど、シナジー創出による成長戦略を推進している。今回、シナジーを最大化させ事業成長を一段と加速させるため、事業戦略立案や研究開発、販売・保守サービスに関わる国内グループ会社を再編し、メディカルシステム事業のさらなる体制強化を図る。
問い合わせ=富士フイルムホールディングス コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
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