EIZO/情報集約操作システム
EIZOは、手術室における医用画像や患者情報を集約し操作するシステム「CuratOR Surgical Panel(キュレーター サージカルパネル)」を発売した。
手術室内には、内視鏡や顕微鏡、手術部位を撮影する術野カメラからの映像や、X線や超音波など医用画像撮影装置(モダリティ)からの画像、患者情報が存在する。手術を円滑に行うためには、これらの情報を手術の状況に応じてタイミングよく表示する必要があるが、画像を表示するモニター画面が離れていたり、モニター画面への情報の切替え操作が煩雑になるという課題があった。
CuratOR Surgical Panelは、液晶モニターと抗菌キーボード、マウス等から構成され、手術室の壁面に埋め込んで使用する情報集約操作システム。前面を覆うガラスが、衝撃やキズ、汚れや水分の侵入からモニター画面を保護し、手術室を安全かつ清潔に保つものである。
<特長>
▽同社の信号配信マネージャーを接続することにより、手術室内で使用するさまざまな映像や画像を同システムの液晶モニター画面に集約して表示することができる。
▽同システムに搭載可能な操作ソフトウェアとの組み合わせによって、必ずしもIT機器に詳しいとは限らないスタッフでも表示する画像の切替えなどの操作を直感的に行うことができる。また、同システムから手術室内の他のモニターに表示する画像を操作することも可能
▽使用用途に応じて液晶モニターの画面サイズを55型、49型および24型から選択可能。また、オプションでタッチパネルにも対応し、筐体の材料や色、モニターの構成、時計や温度計のアクセサリなど追加のカスタマイズ要望にも対応することができる
※問い合わせ先=EIZO 営業1部モダリティ・ORソリューション課 TEL 03・5715・2014