EIZO/医用画像表示モニター
EIZOは、医用画像表示モニター「RadiForce RX250(21.3型カラー液晶モニター)を発売した。
同製品は、病院内のPACS(Picture Achiving and Communications System:医用画像管理システム)上で、患者の検査画像を表示する解像度が2メガピクセル(192万画素)のカラーモニターRX240の後継機種で、現行のRX240よりもさらに高い表示性能と使いやすさを追求したモデルである。
<特長>
▽同社独自技術を活かした「Sharpness Recovery(鮮鋭度補正)」機能を搭載。同機能は、高輝度モニターにおいて避けられない画像の細かい部分の不明瞭さを補正し、画像の輪郭をクリアに描き出す。また、発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルにより、現行機種と比較して消費電力量を約27%低減させることで、モニターの維持費用の削減に貢献
▽デザインを一新し、読影作業に集中しやすいようにベゼル(画面の外枠)部分には黒色を、側面には清潔感と軽量感を演出する白色を環状に配し、角を丸くすることで患者の心理的不安を和らげ、安心感を与える効果を狙っている。外形寸法も、現行機種より横15mm、縦37.5mm、奥行き45.5mm減少。空間占有率が、約27%削減されデスク上に十分な作業スペースを確保できる。モニターの額縁幅も、約27%狭くなりモニター2台による画像比較時の目線移動をスムーズにし、作業に集中しやすい環境作りを推進する
▽現行機種は入力端子のみを搭載しているが、同製品は新たにDisplayPort出力端子を搭載。同出力端子を活用したデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続により、複数モニター使用時の配線がシンプルになる
※問い合わせ先=EIZO 営業1部メディカル課 TEL 03・5715・2014