インテュイティブサージカル／シングルポート内視鏡手術支援ロボット 「ダビンチSPサージカルシステム」の販売を開始

　インテュイティブサージカルは、2023年1月31日付けで、ダビンチサージカルシステムの最新モデルであり、日本初のシングルポートの内視鏡手術支援ロボットとなる「ダビンチSPサージカルシステム（販売名： da Vinci SP サージカルシステム、以下、「ダビンチSP」）」の販売を開始する。

「ダビンチSPサージカルシステム」 製品概要
「ダビンチSP」はアームが1本のみのシングルポートシステムで、ダビンチサージカルシステムのコアテクノロジーである「Vision（より良い視野）」、「Precision（正確性）」、「Control（制御性）」はそのままに、アクセスに制限のある術野にアプローチできるよう設計されている。従来のマルチポートシステム（複数のロボットアームから成るシステム）と同様にペイシェントカート、サージョンコンソール、ビジョンカートの3つのコンポーネントから成り、執刀医は、患者と同じ手術室内のサージョンコンソールからロボットアームを操作して手術を行う。
　マルチポートシステムでは複数必要となる体表のインシジョン（切開創）が、「ダビンチSP」では最少「1つ」になることで、内視鏡下手術に伴う患者の体への負担をさらに軽減するとともに、整容性も期待できる。 また、機器の特性上、小切開で体腔内の深く狭い術野および組織へのアクセスが可能となっている。日本では米国、韓国に続き3ヵ国目の導入となり、2022年9月22日付けで、厚生労働省より、一般消化器外科、胸部外科（心臓外科並びに肋間からのアプローチによる手術を除く）、泌尿器科、婦人科および頭頸部外科（経口的手術に限る）への適応について薬事承認を取得、同11月1日付けで保険適用を受けている。

問い合わせ先＝インテュイティブサージカル
Email: intuitive_pr@gcihealth.com