富士フイルム/「レッドドット・デザイン賞 2022」ブランズ&コミュニケーションデザイン部門において 3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT Ver.6.1」が最高賞を獲得
富士フイルム(本社:東京都港区)は、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット・デザイン賞2022」 ブランズ&コミュニケーションデザイン部門において、7つの製品・サービスが受賞した。なかでも、3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT Ver.6.1」が、最高賞である「Best of the Best賞」を獲得した。なお、同部門での受賞数は、当社として過去最多。
「レッドドット・デザイン賞」は、1955年に設立された国際的なデザイン賞で、ドイツの「iFデザイン賞」、アメリカの「IDEA賞」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞である。本デザイン賞はブランズ&コミュニケーションデザイン、プロダクトデザイン、デザインコンセプトの3部門で構成されている。ブランズ&コミュニケーションデザイン部門は、ブランディングや広告から、パッケージ、UI(ユーザーインターフェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)まで幅広い分野での優れたデザインに対して授与される。
3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT Ver.6.1」【Best of the Best賞】
「SYNAPSE VINCENT」は、CTやMRIなどの断層画像から高精度な3D画像を描出し解析を行う3D画像解析システム。
2D断層画像では把握しにくい、病変と臓器・血管との相対的位置関係や、血管の詰まり、ポリープの立体形状などを分かりやすく3Dで観察でき、臨床現場における放射線技師の作業負担の軽減や、医師の読影業務の効率化に貢献する。
ユーザー自身がカスタマイズできるUI設計や、アプリケーション間で統一された操作性など、高いユーザビリティが市場から評価されている。
なお、当社の製品・サービスがブランズ&コミュニケーションデザイン部門で「Best of the Best賞」を受賞したのは今回が初めて。
問い合わせ先=富士フイルムホールディングス コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
TEL:03-6271-2000