バイエル薬品/胸部CT 用画像診断支援AI(人工知能)ソフトウェア Plus.Lung.Nodule を販売開始
バイエル薬品(本社:大阪市)は、放射線画像診断領域へのさらなる貢献を図るため、プラスマン(所在地:東京都千代田区)が開発したCT(コンピュータ断層撮影)用画像診断支援AI(人工知能)ソフトウェアの独占的販売権を取得し、4 月6 日よりPlus.Lung.Nodule(プラスラングノジュール)の販売を開始した。
Plus.Lung.Nodule は、画像診断専門医がCT 画像を読影する際に関心領域(ROI: Region Of Interest)を表示することで肺結節および縦隔・肺門リンパ節の視認性の向上を図るプログラム医療機器。増大する医療画像情報に対する読影の効率と、質の向上を目的に開発され、精度の高い診断と読影業務の負担軽減が期待できる。Plus.Lung.Nodule の感度は98.3%1 であり、解析後のデータはDICOM GSPS
(Grayscale Softcopy Presentation State)もしくはSC(Secondary Capture)形式でPACS(Picture Archivingand Communication System)へ送信することにより、既存の読影ビューワーで表示、閲覧ができる。一連の画像情報の中に肺野が一部でも含まれていれば解析が可能であり、過去のCT画像における関心領域の自動トラッキング機能も有する。これにより、体積倍加時間の計測などへの活用が可能となる。
問い合わせ先=バイエル薬品 広報本部
TEL: 06-6133-7333