キヤノンメディカルシステムズ/コンパクトで高性能なAplio flex & Aplio goの販売を開始
キヤノンメディカルシステムズ(本社︓栃木県大田原市)は超音波診断装置「Aplio flex(アプリオ フレックス)」と「Aplio go(アプリオ ゴー)」を、4月15日(金)~17日(日)にパシフィコ横浜で開催される国際医用画像総合展(ITEM2022)にて国内初展示する。
新製品は、コンパクトなボディに、生活習慣病のマネジメントに貢献する高性能アプリケーションを搭載可能な超音波診断装置。さらにAI(注1)を用いて開発したアプリケーションにより、効率の高い検査ワークフローを実現する。なお、販売開始は7月を予定している。
[新製品の主な特長]
(1)コンパクトでスタイリッシュなデザイン
●コンパクトなデザイン
検者の身体的負担を軽減したコンパクトなデザイン設計となっている。従来装置(注2)に比べて操作パネル下に空間が確保されるため検査中に膝が奥に入りやすく、より操作パネル近くで操作できる。また、限られたスペースの場合、従来装置(注2)の奥行きでは届きにくかった頸動脈エコーでも、患者の位置を変えることなく、装置ごと軽々と前後移動させることで、無理な検査態勢にならずにゆとりをもった空間で検査が行える。さらに、Aplio flexは約50kg、Aplio goは約45kgで従来比(注2)マイナス45%の軽量設計を実現。安定感のあるホイールで段差も軽々と越えていくことが可能。
●白と黒を基調としたスタイリッシュなデザイン
Canon Design Identity に基づいて設計されている。医療現場で調査を行い、実際に使用される医療従事者のための設計を行った。使い勝手の良い操作性と走査しやすいプローブを考え、医療機器としての先進性と患者への優しさを両立できるデザインを追求した。
(2) 生活習慣病の管理に貢献するアプリケーション
生活習慣病の一次予防には、患者本人に生活習慣改善の必要性を十分に理解してもらう必要がある。患者支援に役立つツールとなるアプリケーションが搭載可能(オプション)。
(3)AI(注1)を用いて開発したアプリケーションを搭載
超音波検査にかかる時間は計測項目の量に応じて増加する。必要な検査項目を出来るだけ短時間で行えるように、一部のアプリケーションには深層学習や機械学習といったAI(注1)を用いている。例えばAuto IMTでは、総頸動脈の内中膜複合体厚(Intima Media Thickness︓IMT)を任意の領域において、従来(注2)よりも短時間で自動トレースすることが可能となった。また、先述したAuto EF with GLSにおいても、AI(注1)技術を使って開発されたアルゴリズムによって開発されている。キヤノンメディカルのAIソリューションブランド「Altivity」(注3)がもたらす、新たな価値。
(注1) 設計段階でAI技術を用いており、自己学習機能は有していない
(注2) 従来装置はXario 100G(CUS-X100G)で比較
(注3) Altivityはキヤノンメディカルシステムズ株式会社のAIブランド
問い合わせ先=キヤノンメディカルシステムズ 広報室
TEL:0287-26-5100