オリンパス/消化管における早期がんやポリープなどの内視鏡的治療に対応、高周波焼灼電源装置「ESG-150」を発売
オリンパスは、医師の求める切開・凝固性能を、手技に応じて簡単に選択し、出力できる高周波焼灼電源装置「ESG-150」を2021年11月24日から国内で発売する。
今ではポリペクトミー(内視鏡的ポリープ切除術)や、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層はく離術)、EST(内視鏡的乳頭筋切開術)などの手技により、消化管の早期がんやポリープなどであれば多くの場合内視鏡的治療で低侵襲に切除可能とされている。今回発売する「ESG-150」は、高周波治療のさまざまな手技(ポリペクトミーやEMR、ESD、ESTなど)に対応した電源装置である。手技や医師のニーズに合わせて内視鏡処置具に供給する電力を制御し、切開・凝固性能を調節できる。ベーシックモードであれば、7つのモードと最大5段階から選べる出力値を選択すれば、簡単に操作できる。またベーシックモード以外にも、詳細設定が可能なアドバンスモードを搭載しており、手技の難易度や医師の好みに合わせて選択可能である。さらに操作部にタッチパネルを採用したことで、シンプルかつ直観的に使用可能である。
▪主な特長
1. 手技や医師のニーズに合わせて、切開・凝固性能を簡単に調節可能
ベーシックモードでは切開能力と凝固能力のバランスを7種類のモードから選択する。次に最大5段階から選べる出力値を選択すれば、簡単に使用できる。詳細に出力値を設定できるアドバンスモードにおいても、ベーシックモードと同様7つのモードから選択した後、出力値を決める2つのパラメータ(ワットとエフェクト)を用いて、自由に出力値を設定できる。
2. ユーザーの操作性を向上する直感的なインターフェース
操作部を従来のボタン式からタッチパネルへ変更した。直感的な操作が行えることで、ユーザーの操作性が向上し、迅速で正確な治療をサポートする。
問い合わせ先=オリンパス コーポレートコミュニケーション
TEL:080-8853-9124