フィリップス/パフォーマンスと画質の向上を図った「DigitalDiagnost C50 リリース1.1」の販売を開始

フィリップス/パフォーマンスと画質の向上を図った「DigitalDiagnost C50 リリース1.1」の販売を開始

 フィリップスは、 デジタル一般撮影装置「DigitalDiagnost C50」の機能を一新し、リリース1.1として新たに販売を開始する。 このDigitalDiagnost C50はフィリップスのプレミアムデジタル一般撮影装置 「DigitalDiagnost C90」に搭載されるさまざまな高い技術を踏襲し、よりコストパフォーマンスを考慮した天井走行式フルデジタル一般撮影装置である。迅速かつ効率的な検査を実現するパフォーマンスの良さのみならず、診断に必要とされる適切な画質が提供できる高画質、多様性を兼ね備えたデジタルX線撮影システムである。
DigitalDiagnost C50はプレミアムデジタル一般撮影装置 DigitalDiagnost C90に搭載される同型検出器であるヨウ化セシウム結晶の固定式17 x 17インチサイズのフラットパネルディテクタおよび14 x 17インチサイズのワイヤレスフラットパネルディテクタ「SkyPlate E」が搭載される。SkyPlate Eは高い量子検出効率を誇るため、X線量の適正化に貢献する。立位撮影装置では固定式フラットパネルディテクタまたはSkyPlate E用のワイヤレストレイが選択でき、臥位撮影装置ではSkyPlate E用のワイヤレストレイを使用できる。
また、画像処理にはプレミアム機種と同様に鮮鋭度、ノイズ低減処理が向上した新たなマルチ周波数処理技術“UNIQUE2”を搭載し、高水準の画像診断を目指す各施設のニーズに対応できる。UNIQUE2はアナトミカルプログラムと連動し、各撮影部位において自動で画像処理、調整が行えるため、撮影後すぐに適切な処理が行われた画像が表示でき、迅速なワークフローを実現する。さらに、エキスパートモードとして撮影後に画像処理パラメータを細部まで調整することができ、より診断に意義のある画質を追求できる。
なお、SkyPlate EはDigitalDiagnostC 50のみならずプレミアムデジタル一般撮影装置 DigitalDiagnost C90およびハイエンドデジタル移動型X線撮影装置「MobileDiagnost wDR」に搭載でき、フィリップスデジタル一般撮影装置間のディテクタシェアリングを実現することで、より経済的・臨床的効率を向上させる。
さらにSkyPlate Eでは全身対応型グリッドレス撮影機構である“SkyFlow Plus”を使用できる。SkyFlow Plusではグリッド落下やアライメント不整合が招く画質劣化のリスク低減だけでなく、X線量の最適化と診断に適切な画質の提供を実現する。
DigitalDiagnost C50は新たに線量管理ツールとしてDICOM構造化レポートにも準拠し、近年高まるX線量管理のニーズに対応する。

問い合わせ先=フィリップス・ジャパン ブランド コミュニケーション部 
TEL:03-3740-5896 

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