キヤノンメディカルシステムズ／コニカミノルタと国内診療所向けX線一般撮影ソリューション事業で協業

　キヤノンメディカルシステムズ（栃木県大田原市、以下キヤノンメディカル）とコニカミノルタ（本社︓東京都千代田区、以下コニカミノルタ）は、国内診療所向けのＸ線一般撮影ソリューションにおいて協業することになった。
キヤノンメディカルとコニカミノルタは、昨年5月に国内産婦人科向け超音波診断装置の販売事業において協業を開始した。高機能なハイエンド超音波診断装置を有するキヤノンメディカルと産婦人科領域で強い販売力を持つコニカミノルタジャパン（本社︓東京都港区、以下コニカミノルタジャパン）のシナジーにより、顧客に安心かつ満足度の高い診療サポートを行うことで、キヤノンメディカル製産婦人科向け超音波診断装置がより多くの医療現場に導入されている。
今回、キヤノンメディカルとコニカミノルタは顧客への提供価値をさらに向上するため、X線画像診断事業に関しても協業を進めることにした。具体的には、キヤノンメディカルがコニカミノルタジャパンより下記の国内診療所向け製品の供給を受け、キヤノンメディカルの製品とともにX線一般撮影ソリューションとして提供していくことで、両社の合意に至った。

【新たにキヤノンメディカルが取り扱う製品】
・ 医用画像管理システム「NEOVISTA I-PACS(ネオビスタ アイパックス) SX2 C-Ed.ソフトウェア」
・ 画像診断ワークステーション「NEOVISTA I-PACS EX」
・ コンピューテッドラジオグラフ(CR)「REGIUS(レジウス) ΣⅡ」及び画像診断ワークステーション「Unitea α(ユニティア アルファ)」

キヤノンメディカルは、様々な検査オーダーや設置スペースにフレキシブルに対応できる診療所向けの一般X線撮影装置「R-mini」等を有しており、一方、コニカミノルタは、CRを始め診療所のデジタル化に不可欠な画像診断ワークステーションや、医用画像管理システムを有している。これらの医療機器は、ともに高い評価を得ながらこれまで多くの施設で使用されており、両社の協業により、顧客の様々なニーズや運用フローに合わせたさらなる幅広いソリューションが提供できる。

【製品紹介】
◆医用画像管理システム「NEOVISTA I-PACS SX2 C-Ed.ソフトウェア」
多彩な機能と豊富な実績を持ち、独自の画像処理機能で、画像診断・管理業務をサポートするコニカミノルタの汎用画像診断ワークステーション用プログラム「I-PACS SX2」の診療所向けバージョン。

◆画像診断ワークステーション 「NEOVISTA I-PACS EX」
快適な診断環境を実現するサーバー＆ビューアシステム。I-PACS SX2と同様に独自の画像処理等、多彩な機能で診断環境を強力にサポートする。

◆コンピューテッドラジオグラフ 「REGIUS ΣⅡ」
28kgの軽量コンパクトな卓上タイプのCR装置。スペースが少ない診療所でも容易に設置でき、動作音も非常に静かで、さらに省エネ性能も高い環境配慮型製品。「Unitea α」と併用することで容易に診療所のX線撮影のデジタル化を実現する。

◆画像診断ワークステーション「Unitea α」
CRコンソール機能とビューア/ファイリング機能の一体化を実現。CR装置だけでなく、内視鏡、超音波診断装置等とのオンライン接続が可能。さらに、汎用メディアからの画像取込や、心電計、聴力計等の検査データ連携にも対応する。

問い合わせ先＝キヤノンメディカルシステムズ 広報室
TEL：0287-26-5100

問い合わせ先＝コニカミノルタ　コーポレートコミュニケーション室
TEL：03-6250-2100