バルコ/多機能のベッドサイド情報端末新製品を発表
バルコは、6月26日に東京スカイツリーイーストタワー(東京・墨田区)で、ベッドサイドで使用する情報端末「ST-185J」の発表を行った。同端末は、我が国の患者使用に適した設計、ならびにニーズに沿ったものとなっていて、従来から多くの製品に搭載されていたマルチメディアコンテンツであるテレビ・ビデオ・インターネットの提供はもとより、病院からの案内情報として施設案内・食事案内・病院スタッフ紹介、さらには電子カルテやPACSなどの医療情報システムとの連携によって、患者本人の入院環境の快適さを増し、医療サービスの質の向上に役立つ。また「CT検査」の手順を示すビデオなども参照でき、患者の不安を軽減させるメリットもある。
「ST-185J」は、タッチコントロールモニタ部とPC/TVチューナー部が分離した2ピース構造となっている。モニタ部は18.5インチHDTFTパネルで、解像度は1366×768、LEDバックライトを使用しており、輝度は300cd。大画面ながらモニタ部は薄く設計されている。
バルコは、ハードウェア開発・製造・保証・サービスを行い、アルファテック・ソリューションズがベッドサイド情報サービスのサポートを行い、年間目標売上台数は1000台を予定している。