オリンパス/光学拡大機能付き大腸ビデオスコープ「CF-XZ1200 L/I」を発売
オリンパスは、光学拡大機能付き大腸ビデオスコープ「CF-XZ1200 L/I」を 2021 年 1 月 21 日(木)から日本国内で発売した。
本製品は、従来製品※1 の最大拡大倍率 95 倍を上回る 135 倍※2の光学ズームを搭載している。より高倍率の拡大観察によって、大腸病変の高精細な診断をサポートする。また従来の面順次式※3 よりも処理速度の速い高速面順次※4の採用により、動きの早い腸の蠕動運動などに対しても色ずれが軽減されたなめらかな画像取得を可能にした。
※1 大腸ビデオスコープ CF-HQ290Z
※2 4K 対応 LCD モニター OEV321UH 使用時。
※3 面順次式とは、赤(R)・緑(G)・青(B)の光を順次に出射させて映像を作り出す方式。
※4 高速面順次はEVIS X1ビデオシステムセンター OLYMPUS CV-1500との接続時のみ可。
▪主な特長
1.最大 135 倍の高倍率化と、高感度 CMOS イメージセンサー採用による高画質の実現
最大拡大倍率 135 倍の光学ズームを搭載し、対象病変を高倍率で観察することが可能。これにより、さらに微細な粘膜模様や血管走行の観察のサポートを実現した。また、高感度 CMOS イメージセンサーを採用しているため、ノイズが少なくハイビジョンを上回る高画質(HQ 画質)で観察することができ、さらに質の高い拡大診断をサポートする。
2.高速面順次の採用により、色ずれが少なく、よりなめらかな画像取得を実現
本製品の撮像方式は高速面順次を採用している。毎秒 120 回の高速点灯により、3 色の光が切り替わる際に生じる色ずれを軽減させ、よりなめらかで高品質な画像取得を実現する。
3.新型操作部「ErgoGrip」採用により、術者のユーザビリティ向上
より優れたユーザビリティを追求した、新たな操作部「ErgoGrip」を搭載。軽量化に加え、アングルノブ設計・スコープスイッチ形状・ボタン位置などを見直すことで、術者にとって操作性の向上・検査時のストレス低減に貢献する。
問い合わせ先=オリンパス コーポレートコミュニケーションズ 報道担当
TEL:070-2629-2739(直通)