メディカル・データ・ビジョン/医師が患者情報確認できるオンライン診療を10月27日に開始
メディカル・データ・ビジョン(東京都千代田区、以下「MDV」)は10月27日にパソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を通じたオンライン診療システム「オンラインドクターバンク、(以下、ODB)」サービスの提供を開始する。ODBで医師は、既往歴や受診歴などの患者情報を確認した上で、診察をすることができる。ODBは患者と医療機関をつなぐプラットフォームで、医療機関はオンライン診療に対応可能な医師をODBに登録。一方でMDVの、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理できるPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」(※)に無料登録した患者は、ODBに登録されている医師のスケジュール表で診察日時を予約。診察を受けた後は、ODBサイト上でクレジット決済をする。同プラットフォームは、株式会社スマートゲート(同中央区)が開発したオンライン診療システム基盤を使用する。
■オンライン診療システム「ODB」介して、病院と診療所の連携強化
ODBを介して、例えばオンライン診療をする病院と、近隣の診療所とで患者の紹介・逆紹介により相互連携を強化できる。また健康診断で「要医療」や「要精検」などの所見のついた人に情報提供をして必要な医療を受けてもらうことで、慢性疾患などの重症化予防につなげる。さらにMDVが保有する日本最大規模の診療データベース(2020年9月末日時点、実患者数3,332万人)を活用した問診システムを実装予定。医師はビッグデータに裏打ちされた問診システムを参考にすることができる。
※ 「カルテコ」は、MDVの病院向けソリューション「CADA-BOX」が稼働している全国5病院の患者だけでなく、
インターネットで「カルテコ」アプリをダウンロードすれば誰でも利用可能。
問い合わせ先=メディカル・データ・ビジョン 広報室
TEL:03-5283-6911(代表)
e-mail:pr@mdv.co.jp