JAHIS/講演会&賀詞交換会
保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)は1月13日、イイノホール&カンファレンスセンター(東京・千代田区)で、講演会と賀詞交換会を開催した。
JAHIS講演会では、運営会議議長の藤岡宏一郎氏が「2015年の年頭にあたって」と題し、2014年の活動報告と2015年の事業方針について語った。
2014年の主な活動については、①厚生労働省、総務省事業の請負業務を行うとともに、関連3工業会(JEITA、JIRA、JAHIS)共同で業界自主基準・自主ルール作りを推進し、これを運用する新組織ヘルスソフトウェア推進協議会(GHS)を2014年8月1日に設立。②GHSの2014年に行った主な活動として、〝ガイドライン第1版〟制定、〝同ガイドラインの適合判定チェックリスト第1版〟制定、同ガイドラインの普及活動、教育活動としてセミナー、トレーニング講座の開催、また同ガイドラインに適合した製品の公表制度を制定、2015年2月に受付を開始する予定、と報告した。
2015年の事業方針については、「今年初めに2025年ビジョンを作成した。同ビジョンの実現に向けた2015年の事業計画としては、①2025年ビジョンで描くヘルスケアITの実現に向けた推進、②工業会参画価値の追求、健全な市場維持・発展、③永続的な運営基盤の確立の3つである」、と述べた。
続いて、養老孟司氏が「養老流人生を楽しむ極意」と題して創立20周年記念特別講演を行った。
講演会後の賀詞交換会では、来賓として鯨井佳則(厚労省情報政策担当参事官)・森田弘一(経産省商務情報政策局ヘルスケア産業課長)・市川 類(内閣官房情報通信技術総合戦略室内閣参事官)の各氏が挨拶し、各省とも今年がマイナンバー元年としてさまざまな取り組みを行っていくと話した。