キヤノンメディカルシステムズ/資産の有効活用で病院経営に貢献するMRI装置「Vantage Elan」リニューアルソリューションを販売開始

キヤノンメディカルシステムズ/資産の有効活用で病院経営に貢献するMRI装置「Vantage Elan」リニューアルソリューションを販売開始

キヤノンメディカルシステムズは、医療施設で稼働中の同社製1.5テスラMRI装置「EXCELART Vantage MRT-2003」を、1.5テスラMRI装置「Vantage Elan(ヴァンテージ エラン)」に一新するリニューアルソリューションを2019年5月16日より販売開始した。MRIの主要部品である高性能マグネットをそのまま活用することで、資産の有効活用を最大限に図ることができる。
1.5テスラMRIシステム「Vantage Elan」は高画質、簡単、省スペース、省電力の全てを実現させながら、「M-Power V4.0」の搭載によりワークフローを大幅に改善した最新の装置。同リニューアルソリューションにより、最新の性能と機能を備えた1.5テスラMRIシステムを実現するとともに、イニシャルコストとランニングコストを抑え、病院経営に貢献する。
昨今の高齢化に伴い、MRI検査に求められるニーズは多様化しており、高い臨床的有用性はもちろん、これまで以上に効率良い検査の実施が重要となっている。「Vantage Elan」(2013年11月販売開始)は、電子ノイズを低減し画質を向上する技術や最新ソフトウェアの搭載により、高度な検査を効率良く行うことができる。さらに、検査時の騒音を最大で99%削減する静音化技術により、患者にやさしい検査環境を提供する。これらの最新技術により、同装置は臨床的有用性と効率性が高く評価されている。
また、医療施設では厳しい経営環境におかれている中、医療機器の導入や運用にかかるコストの削減も大きな課題となっている。従来MRIシステムを更新する場合、主要部品であるマグネットの入れ替えが必要なため、大規模な工事や入れ替え期間が必要であったが、同ソリューションでは施設で使用しているマグネットをそのまま活用するため、入れ替えのための工事が不要となり、購入や工事にともなうコストを削減することができ、また、工事によるダウンタイムを大幅に縮小できるため、迅速にMRI検査を再開が可能である。

TOPへ