月刊新医療 2019年6月号

在庫状況完売
巻頭言
腎代替医療の光と陰

重松 隆[和歌山県立医科大学]

[COVER STORY]
社会医療法人社団三思会 東名厚木病院

“がんの包括的な医療”の提供を目標に東大との連携で放射線治療科を設立し、高齢化進む地域の切実な要望に応える

[病院建築最前線]
厚木市立病院

旧院の一部で診療を継続しつつ、ローリング工事で新院を建設し、高度医療に対応する機能を確保

六義園

消費税引き上げ問題を〝解決〟とする執行部に 病院はじめ会員から不安や懸念を指摘する声

霞が関

厚労省、2040年に向け改革プランを策定 健康寿命を男女とも3年延伸させる目標示す

総特集 最新MRIの個性的運用と 経営・運営効果

小規模病院における高磁場MRI装置2台体制の経営・運営的意義
 杉原 良[恒生病院]
人間ドック施設と循環器病専門クリニックでの最新MRIの活用とその実質的効果
 永田義毅[千代田循環器内科クリニック]
装置特性を考慮したMRIの導入とその効果を説く
 関谷 栄[新井病院]
民間病院における最新MRIの臨床および経営面の導入効果
 清水 晃[大洲記念病院]
「オールラウンド」MRI への更新が臨床現場と病院経営にもたらすもの
 小西隆広[洛西ニュータウン病院]
小児専門病院での高磁場MRIの導入を臨床・運用・経営支援面から説く
 札 保廣[茨城県立こども病院]
MRI装置の特長と開発の方向性
 キヤノンメディカルシステムズ/シーメンスヘルスケア/日立製作所/フィリップス・ジャパン

特集 粒子線治療─成功のための戦略と具体策

8名の常勤放射線治療科医と治療装置による陽子線治療体制が患者や医療にもたらす変革
 村上昌雄[脳神経疾患研究所附属南東北がん陽子線治療センター]
最新設備を擁する地域初の陽子線治療センター開設の目的と臨床・経営的勝算
 吉村 均[高清会 陽子線治療センター]
治療期間短縮(前立腺)がもたらした陽子線治療の臨床・経営的貢献
 荻野浩幸[名古屋陽子線治療センター]
ラスタースキャニング法を用いた陽子線治療の臨床状況と今後の展望
 富永裕樹[津山中央病院]

データ

MR専門技術者名簿
MRI仕様一覧
MRI設置施設名簿(Part1)
血管造影システム設置施設名簿(Part2)


医療羅針盤・私の提言

患者・家族と医療をつなぐNPO法人架け橋の取り組み
豊田郁子[患者・家族と医療をつなぐ特定非営利活動法人架け橋]

医療安全-検査現場からの証言レポート

MRI検査時の生体情報モニターを新たに導入して
吉田学誉[東京警察病院]

エッセイ・私と医療

国民健康保険の罠
山形 專[倉敷中央病院 院長]

“勝ち抜く”ための病院インフラ

厚労省の特別償却制度でインフラを整備─機器のトレーサビリティ推進策としてUDIプログラムも
酒井順哉[名城大学大学院 教授]

他業種から学ぶ病院サービスのあり方

閉塞市場の「すき間」でビジネスチャンスを探せ
西村 晃[経済評論家]

ドクターズリラックスタイム

ヒマラヤの青い花
黒木春郎[外房こどもクリニック 院長]

院長の今さら聞けない医療ICT

電子カルテを患者に開示する際に、放射線画像の読影レポートを含めるべきかが院内で話題になりました。電子カルテ内の情報はどのように分類されるのか教えて下さい
山野辺裕二[董仙会 けいじゅヘルスケアシステム 本部 情報部長]

[特別寄稿]脳磁計標準データ無償公開が臨床にもたらすもの

脳機能ビッグデータ・解析ツールの民間主導による開発と公開の意義を説く
鴫原良仁[北斗病院/熊谷総合病院]

[特別寄稿]患者参加型IT システム運用の意義と将来展望

大学病院におけるITシステムを介した入院中カルテの患者共有の実施と成果
鳥飼幸太[群馬大学]

[特別寄稿]総合的な遠隔画像診断の臨床的意義とは

遠隔デジタル画像診断センター開設の目的と概要を説く
町田洋一[亀田総合病院]

HISの定理

更新のたびに増え続ける部門システム─その費用上昇に悲鳴をあげる医療情報部。電子カルテのオプションに注目して欲しい
根本大介[有限責任監査法人トーマツ]

[特別寄稿]さらに迫られるIT化─大規模施設と同じでいいのか

中小規模病院におけるHIS導入の要諦
沼澤功太郎[KPMG コンサルティング]

医療人のための病院建築入門

病院建築視点からの放射線被ばく防護のあり方
岩堀幸司[建築家]

◆イベントレポート

JRC2019/放射線医療関連国内最大イベントを開催

◆アクセス

第27 回日本乳癌学会学術総会プレスセミナー/乳がんを取り巻く最新の話題と学会の見どころを紹介
インターシステムズジャパン、メドレー/新しい医療情報交換規格「FHIR」の活用事例を報告
JIRA/2025年を見据えて6年ぶりに新“産業ビジョン”策定

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