富士フイルム/子会社による再生医療製品の一部変更承認所得を発表
富士フイルムは1月31日、子会社であるジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが再生医療等製品「自家培養軟骨ジャック」について、厚生労働省より一部変更承認を取得したと発表した。
同製品は、膝関節における外傷性軟骨欠損症や離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)を適応対象として、製造販売承認を取得し、2013年から保険適用されている。同社は、2018年4月に患者の骨膜の代わりに人工のコラーゲン膜を使用する一部変更承認を厚労省に提出し、今般、承認を取得した。これにより、同製品を用いた治療において、患者の骨膜採取が不要となるため、患者の身体的負担の低減および医師の手技の簡便化を図ることができるようになる。
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