インフォテリア/岩井医療財団が「Handbook」を採用
インフォテリアは、年間1,300件以上の脊椎内視鏡下手術を実施している「医療法人財団 岩井医療財団」が、「Handbook(ハンドブック)」を採用したことを発表した。
【Handbook採用の背景】
岩井医療財団は、「稲波脊椎・関節病院」(東京都品川区)を新設。 新設した稲波脊椎・関節病院では、タブレットへの手術説明資料のスピーディーな同期を可能にすべく外来フロアのどこでも接続可能なWi-Fi環境を整備。導入するソフトウェアの比較検討の結果、“患者自身が直感的に操作できるインターフェス”、“高コストパフォーマンス”の評価を受け、Handbookの採用が決定した。
【Handbook導入の効果】
・院内での資料の共有・更新手順を簡略化
・患者の待ち時間を有効に活用して、簡単な操作で手術説明資料を 自由に閲覧。手術に対する理解度が向上
・事前に手術説明を閲覧した患者の質問に回答する形式で医師が手 術説明を行うことで、説明時間と待ち時間の短縮に貢献
【Handbookによる事前の資料閲覧で医師の説明時間を短縮】
稲波脊椎・関節病院では、5台のタブレットを導入し、手術説明資料の閲覧を開始。患者は、医師の説明前にHandbookアプリ上で資料を閲覧。あらかじめHandbookアプリの「スワイプで移動する」オプションをオフにしておけば、操作が不慣れな人でも誤って別の手術に関する資料を閲覧することもない。これにより医師は患者共通の手術説明を省略して、患者の質問に回答する形式で説明を行うことが可能。説明に要する時間は約3分の1に短縮された。 さらに、リハビリテーションの説明にもHandbookを導入し、3台の専用端末を設置。こちらではアクセスコードの設定により、専用コンテンツのみを表示。術後の患者は理学療法士からタブレットの図解を参考に、リハビリテ―ションの説明を受けられる。
【今後の展開】
稲波脊椎・関節病院では、各病室にWindows PCが配備されている。今後はこの病室内のPCにもHandbookアプリをインストールし、病院の案内や医師の紹介など様々なコンテンツの配信を計画しており、将来的には患者のコンテンツ閲覧履歴を検証し、患者へのサービスにフィードバックする。
※問い合わせ先=インフォテリア プロダクトマーケティング部 TEL 03・5718・1250