富士ゼロックス/岩手県久慈医療圏4市町村で医療/介護/福祉施設間の情報を共有
富士ゼロックスは、特定非営利活動法人 北三陸塾とともに、医療/介護/福祉領域におけるさまざまな情報を連携、およびバックアップを行い、サービスの向上を目指す情報基盤「北三陸ネット」を構築し、3月より稼働する。
「北三陸ネット」は、久慈医療圏4市町村(岩手県久慈市、洋野町、野田村、普代村)の病院/診療所(医科・歯科)/調剤薬局/介護施設/福祉施設(地域包括支援センターなど)、計67施設をつなぐシステム。
「北三陸ネット」に参加する各施設内で作成される情報を電子化し、施設間をつなぐ安全なネットワークからプライベートクラウドへ格納することで、情報のバックアップが行われると同時に、各施設が相互に情報を閲覧できるようになる。共有する情報には、同意書により賛同した住民の診療記録や保険薬局の調剤履歴、紹介状、介護・福祉現場のケア記録、在宅診療や訪問診療、訪問介護時のメモや連絡事項などが含まれ、情報連携がスムーズに行えるようになることで、各施設におけるサービスの質の向上を目指す。これまで紙媒体で記録や保管することが多かった情報を電子化しバックアップすることで、災害にも強い地域づくりに貢献する。
※問い合わせ先=富士ゼロックス 広報宣伝部広報グループ TEL 03・6271・5120