アセンシア/持続血糖測定システムの販売および共同開発に関する契約締結

 PHCホールディングスの100%子会社であるアセンシア ダイアベティスケアホールディングス(以下「アセンシア」)は、今回、持続血糖測定(CGM)システムの開発製造企業であるZhejiang POCTech社(以下「POCTech」)とグローバルでの販売および共同開発契約を締結した。
本契約締結により、アセンシアは、現在、POCTechが販売代理店を有していない地域のうち、13カ国における独占販売代理店になるとともに、他の地域についても販売権の優先交渉権を有することになる。これにより、アセンシアはPOCTechの既存のCGM製品を13カ国の販売地域で商品化し、2019年下半期に販売を開始する予定である。
また、アセンシアは、POCTechの既存技術をベースとした次世代CGM製品の共同開発契約を締結した。本共同開発においては、両社の知見を活かし、現行製品の性能や機能を強化した画期的な次世代製品の開発を行うことで、糖尿病患者のニーズにより効果的に応えるよう努める。
糖尿病治療に長く取り組んできた歴史を持つアセンシアは、今回の共同開発契約において、同社の糖尿病治療の製品開発と商品化に関する知見と能力を活用していく。また、本提携により、血糖自己測定システム「CONTOUR®シリーズ」を製造するPHC株式会社(*1)が誇る世界有数の製造技術も活用できるようになる。アセンシアの糖尿病治療分野における幅広い研究開発の経験は、校正が不要(*2)な血糖測定技術や「Second Chance sampling(*3)」機能といったユーザー視点による多くの革新的な製品を生み出した。同社は、高精度な血糖自己測定システム用センサー「CONTOUR® NEXT test strip」の基盤を更に発展させていく責任を認識しており、センサーに関する知見を今後着手する次世代のCGMシステムの開発に活かしていく。
(*1) PHCホールディングス株式会社の100%子会社。
(*2) 正確な血糖値を測定するために、血糖自己測定システムが表示する値を基準値に基づいて補正する必要がないこと。
(*3) 血液の不足を検知し、30秒以内であれば血液の追加ができる機能。

問い合わせ先=PHCホールディングス コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-6778-5311


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