IHE-J 2018 コネクタソン/新たに眼科を対象としたプロファイルも登場、37社62システムが参加
日本IHE協会は、10月15~19日の5日間、都立産業貿易センター台東館(台東区)で「IHE-J 2018コネクタソン」を開催した。コネクタソンとは、IHE-Jのテクニカルフレームワークを実装した機器・システムの相互接続性を確認するために毎年実施しているもので、今回は37社・62システムが参加。放射線検査、臨床検査、循環器、ITインフラストラクチャ、放射線治療、内視鏡検査、患者ケアデバイスの7つの領域でテストが行われた。対象部門とプロファイルは次のとおり。
▽放射線検査:SWF.b、PIR(v2.5)、CPI、ED、MAMMO、PDI、IRWF.b、REM、TCE、DBT、WIC、IOCM、RWF、NMI
▽臨床検査:LTW(GIR)、LTW-MB、LAW、LBL、LDA、LPOCT
▽循環器:CATH、ECG、ECHO、IVI、ED-CRAD、STRESS
▽ITインフラストラクチャ:CT、ATNA、PAM、PDQ、PDQ V3、PIX、PIXV3、PLT、XDS.b、XCA、XDS-I.b、XCA-I、XDR、XCPD、XUA、RFD、BPPC
▽放射線治療:MMRO、BRTO
▽内視鏡検査:EWF、ERPO
▽患者ケアデバイス:ACM、DEC、PDVQ
今回のコネクタソンでは、眼科部門に関する統合プロファイルが追加され、それらに関するコネクタソンは9月に終了。
また、10月17日には、同会場で「第68回IHE勉強会+コネクタソン見学会」が行われ、日本IHE協会代表理事の安藤 裕氏(埼玉メディカルセンター)の挨拶の後、各委員が今回のコネクタソンで接続検証を行う統合プロファイルに関する説明を実施した。今回のコネクタソンの結果は、11月中に日本IHE協会のホームページ(http://www.ihe-j.org )で公表される予定である。