富士フイルム/携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair(カルネオ エックスエアー)」が2018年度「グッドデザイン賞金賞」を受賞
富士フイルムの携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair(カルネオ エックスエアー)」が、財団法人 日本産業デザイン振興会が主催する「2018年度グッドデザイン賞」において、全受賞対象1,353点の中から、社会の課題に対する取り組みとしての内容、将来に向けた提案性や完成度の高さなど、総合的な観点から優れていると評価されたデザイン19点に対して送られる『グッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)』を受賞した。
今回金賞に選ばれた「CALNEO Xair」は、富士フイルム初となる、手軽に持ち運ぶことができる携帯型X線撮影装置。小型・軽量なX線管球とバッテリーを採用し、可搬性/操作性に優れた総重量3.5kgを実現。在宅医療での撮影など、スペースが限られた場所での簡便なX線撮影と画像確認をサポートする。当社独自のISS方式(*1)とノイズ低減回路(*2)を搭載したX線画像診断装置「FUJIFILM CALNEO Smart」のような高感度検出に対応したカセッテDRを利用することで、低線量でも高画質な画像を得ることができる。これにより、在宅医療などにおいてX線撮影を行う医師・技師の移動や撮影準備などの身体的負荷低減と、患者の被ばく量低減に貢献する。
*1 ISS(Irradiation Side Sampling)方式。センサー(TFTパネル)を、X線照射面側に配置する方式。従来方式のFPD(X線画像平面検出器)に比べ、より減衰が少ない段階のX線エネルギーを光信号に変換でき、X線エネルギーの変換効率を高めることができる。
*2 X線情報をセンシングする性能を高め、かつX線を低ノイズで検出することを可能とした電気回路。
問い合わせ先=富士フイルム コーポレートコミュニケーション部
TEL 03-6271-2000