GEヘルスケア・ジャパン/超音波診断装置
GEヘルスケア・ジャパンは、汎用超音波診断装置“LOGIQ”シリーズのフラグシップモデル「LOGIQ E10(ロジック イーテン)」を、7月から発売する。
同製品は、さらなる高画質を実現した汎用超音波装置の最上位機種で、大学病院・地域中核病院などの高性能超音波診断装置を必要とする病院や、急性期疾患の精査を担う専門性の高い施設などを主要ターゲットとしている。
<特長>
▽従来のハードウェアによる超音波送受信をすべてソフトウェアで行うことにより、より多くの送受信情報を高速演算処理ユニットで画像化することに成功。全深度・全方位にピクセルレベルで焦点(フォーカス)を合わせ、近位部の画質向上、深部まで高い均一性、高フレームレート(リアルタイム性)を実現
▽微細な血流信号を増幅する同社独自のコード技術を用いた血流イメージング機能「B-Flow」は、超音波受送信のソフトウェア化によりさらに基本性能が向上。また、従来の血流イメージング機能(CFM、PDI)にも上記のコード技術を融合することで、感度、空間分解能、フレームレートが向上し、低流速から高流速までの血流を視覚化しやすくなる
▽血流の走行に合わせて関心領域の位置や角度などをボタン一つで調整する「Auto Doppler Assist」機能により、短時間で効率のよい検査をサポート
▽組織の硬さを定性的に判断する「Shear Wave Elastography」を搭載。高音圧の超音波パルスを複数本送信する同社独自の技術により安定した計測値をワンタッチで得ることができる。2Dカラーマッピング表示やワークシート表示、保存画像からの計測など豊富な機能により、日常検査の延長で非侵襲的な組織の硬度測定を簡単に行うことができる
▽画像を静止画、動画に関わらずRAW dataのまま保存することができる。また、RAW dataを活用することで同一患者の過去画像をボタン一つで呼び出し、画像のスキャンパラメーター(スキャン条件)を合わせて画像比較ができるため、検査効率と客観性の向上に貢献
※問い合わせ先=GEヘルスケア・ジャパン コミュニケーション本部 TEL 0120・202・021