キヤノンメディカルシステムズ/超音波診断装置の発明で文部科学大臣賞・発明実施功績賞を受賞
キヤノンメディカルシステムズは、公益社団法人発明協会が主催する平成30年度全国発明表彰において、「2つの基本波の差周波と第2高調波を利用する超音波診断装置の発明(特許第4557573号)」で、文部科学大臣賞および発明実施功績賞を受賞した。
この発明は、従来は映像化できなかった深部の組織を高解像度で映像化する技術。同発明により、病変の早期発見が可能となるとともに、胃や腸などの消化管や筋肉・腱の高解像度の映像化で新たな診断を確立した。同社製超音波診断装置のラインアップには、「D-THI(Differential Tissue Harmonic Imaging)」として同技術を搭載。また同技術は、多くの他社の超音波装置にも搭載され日常診療に不可欠な基本性能となっており、より確実な診断をサポートしている。