シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス/尿中有形成分分析装置

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス/尿中有形成分分析装置

 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスは、同社初となる尿沈渣検査用の尿中有形成分分析装置「Atellica UAS800(アテリカ ユーエーエス800)」を発売した。
<特長>
▽検体を入れると自動で撹拌・遠心を行い、キュベット内の尿中有形成分をデュアルフォーカス機能を用いて撮影。赤血球、白血球、扁平上皮細胞、非扁平上皮細胞、病的円柱、硝子円柱、細菌、結晶、酵母、粘液糸、精子の11の主要成分を、機器のライブラリー機能により自動で判定・カウントし、鮮明なデジタル画像と共に判定結果を報告する。尿沈渣分析を行いながら画面上で測定できるため、鏡検数の減少に貢献することが期待される。また、消耗品はキュベットのみのため、試薬の補充や廃棄作業も簡易で、メンテナンスも毎日5分以内とワークロードが少なくて済む
▽同装置は、尿中有形成分分析装置として単体での検査運用も可能であるが、同社の尿定性検査用の尿化学分析装置「クリニテック ノーバス」と組み合わせて、全自動尿統合型分析システム「Atellica 1500(アテリカ 1500)」として運用することも可能。同システムは、定性検査と尿中有形成分の測定までを完全に統合でき、1時間に106検体を扱う高速処理能力を有し、尿検査のワークフローの改善および検査コストの削減に貢献。すでにクリニテック ノーバスを単体で導入している施設でも、アップグレードキットを導入することにより、同システムとして利用することができる
※問い合わせ先=シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス MSC本部 コミュニケーション部 TEL 03・3493・5022

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