シーメンスヘルスケア/メディア説明会
シーメンスヘルスケアは、4月5日に同本社(東京・品川区)で2018国際医用画像総合展(ITEM2018)に向けたメディア説明会を開催した。
冒頭で、同社代表取締役社長兼CEOの森 秀顕氏が、日本における取り組みについて説明。森氏は、「コストを抑えつつ、すぐれた医療サービスを提供し、製品やサービスの提供だけでなくその先にあるバリュー(付加価値)をお客様に実感してもらいたい」と述べた。今期、同社が提供するバリューは、①プレシジョン・メディシンの拡充、②医療サービス提供の変革、③患者満足度の向上、④医療デジタル化の推進、の4つであるとして、それらの項目についての詳しい説明を加えた。
次に、同社執行役員でダイアグノスティックイメージング事業本部長の黒木慎也氏が、ITEM2018に出展する各種モダリティのうち、最新型3テスラMRI「MAGNETOM Vida」と、最新型CT「SOMATOM go.Top」を説明。また、プレシジョン・メディシン拡充の新製品として、「FAST 3D Camera」を紹介。FAST 3D Cameraは、AI搭載3Dカメラによって、CTの寝台上にいる被検者を認識し、寝ている向きや体型や身体の大きさ等に合わせて寝台の高さ等を自動的に調整するソリューションである。
最後に、同社アドバンストセラピー事業本部長の荒川泰一郎氏が、先進的な治療を支えるソリューション「Image-Guided Therapy」を紹介。マルチモダリティによる新たな治療環境コンセプト「nexaris therapy Suite」として、ITEM2018に出展する「nexaris Angio-CT」の概要と特長を説明した。