JVCケンウッド

JVCケンウッド

<テーマ:Healthcare×JVC信頼の技術と光る個性で新たな医療の形を提案>http://www.jvckenwood.com
読影作業効率の向上とモダリティ機器との調和がコンセプト
 JVCケンウッドは、『診察ゾーン』、『読影ゾーン』、『手術ゾーン』を設け、来場者がイメージしやすいように工夫し、それぞれのゾーンに関連商品を展示して医療施設向けのトータルソリューションを紹介した。
●【新製品】医用画像表示用モニター「i3シリーズ」
 PACS向け医用画像表示モニター「i3シリーズ」、21.3型カラー液晶モニター「CL-S300(300万画素)」「CL-S200(200万画素)」の新製品ラインアップを展示。近年、医用画像表示モニターによる読影診断は、レントゲンなどの一般撮影画像(モノクロ画像)だけでなく、超音波、内視鏡、病理、MRIなどのカラー画像も併用するカラーモニターによる複合診断が主流になりつつある。そのため、モノクロ撮影画像をより忠実に再現するとともに、カラー画像を含めたマルチモダリティ診断環境の構築を両立する新たな「i3シリーズ」として、医用画像表示モニター「CL-S300」「CL-S200」の2モデルを発売した。画面の見やすさにこだわり、画面前面を黒に統一してベゼルと画面の段差を減らしている。キーボードの収納も考慮した上で、安定感を維持しつつスタンドベースを25%(従来モデルとの面積比)小型化し、机上空間での省スペースを実現した。背面色には、モダリティ機器に合わせたグレイッシュホワイトを採用し、設置環境との調和を図っている。また、新たにマンモグラフィ/トモシンセシス画像表示対応の5メガピクセルカラー医用画像表示モニターも参考出品した。

●手術室向け映像ネットワークソリューション「SMART OR ソリューション」
 「SMART OR ソリューション」は、4月に子会社化した独Rein Medical社が手掛ける手術室向け映像システムソリューション。術野映像/術場映像、生体情報、各種モダリティ画像などのさまざまな映像情報を一元管理し、手術室内外のモニターへライブ配信する。近年、医療の高度化とともに多数の機器が複雑に配置されがちな手術室内において、映像情報機器等を全て壁面にまとめて安全性の向上や清潔維持を実現できるシステムである。欧州で豊富な実績を持つRein Medical社と、映像・音声技術に定評のあるJVCケンウッドの組み合わせにより、高度化する医療情報と情報ネットワークを「HYGENIC, SAFE & FLEXIBLE(清潔・安全・柔軟)」に融合する。

●ハイレゾ空間音響デザイン・ソリューション「KooNe(クーネ)」
 「KooNe」は、豊かな自然音を再現する高周波・広帯域の“ハイレゾリューション音源”と、より自然に音が耳に届く“間接音響”によって居心地の良い空間をつくるハイレゾ空間音響デザイン・ソリューション。グループ企業であるビクターエンタテインメントが提供する。待合室やカウンセリングスペースなどにおいて、患者の緊張を緩和したり居心地のよさをサポートし、読影室などの閉鎖空間でのリラックスした快適な空間の提供にも貢献する。
●デジタルワイヤレスインターカムシステム「WD-3000」シリーズ
 病院内におけるスタッフ間のコミュニケーションツールであるデジタルワイヤレスインターカムシステム「WD-3000」シリーズ。デジタルならではのクリアな音質と、1.9GHz帯のPHSシステムと同じ帯域使用の秘匿性により、ストレスのない情報伝達や双方向通話を可能にし、院内業務の効率化とコミュニケーションの向上をサポートする。院内PHSからの乗り換えで導入する病院が増加しているという。


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